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東海地方のJR以外の路線にいろいろ乗ってみようと思い立ちまして。

今回は東海地方の私鉄や第三セクターの路線に乗りまくるシリーズの第2弾です。第1弾に引き続き、またも乗る話ばっかりです。

旅のお供はもちろん「乗り鉄☆たびきっぷ」。このきっぷの詳細についてやこのシリーズの趣旨に関しては第1弾の冒頭を読んでいただくとして、早速スタートしましょう…。


何に乗って、どこへ行ったか

● 主なJR路線:東海道本線、高山本線、太多線
● 主な私鉄路線:長良川鉄道、愛知環状鉄道、豊橋鉄道、天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道
● 主に行った場所:天竜二俣駅
● バランス:[観光] ・・・・★[鉄道]


◆Day 1◆ 美濃太田の旧宿場町をぶらり

この日はまず東海道本線で岐阜まで出ました。岐阜までは何度も通っている区間なので割愛。第1弾の時と同じく18きっぷシーズンではなかったため、米原から先でも混雑はありませんでした。

岐阜からは高山本線で美濃太田まで乗りました。特に混雑することもなく、30分ほどで到着。長良川鉄道の発車時刻までしばらくあったので周辺を散策してみました。駅の案内表示やパンフレットを見て、観光に力を入れているのが伝わってきました。

駅から1kmほど歩き、かつての中山道太田宿の中心地に到着。友人と東海道五十三次を歩いているので、中山道の宿場町も身近に思えてきます。往時の雰囲気を少しでも感じられると楽しいですね。太田宿でも趣のある街並みを見ることができました。

ちなみに東海道の方は、三条大橋から歩き始めて三重県の桑名まで到達しています(2021年6月現在)。まだまだ東京日本橋は遠いですね。


長良川鉄道に乗る

さて駅に戻ってきたら長良川鉄道へ。待っていたのはド派手なチャギントン車両でした!チャギントンと言えばこの前年の岡山の旅が思い出されます。全国各地に進出しているのでしょうか。

このド派手さはまあ良いとして、問題は車窓からの眺めです。車体側面にもバリバリのラッピング。窓ガラス部分のラッピングには穴が開いているとはいえ、さすがに景色が見づらかったです。車窓からの眺めをウリにしているはずの長良川鉄道ですが、これで大丈夫なのでしょうか…。

長良川鉄道が営業している路線は越美南線。南があれば北があって、北側は以前乗りに行った越美北線ですね。「越美」なので越前と美濃を結ぶはずの路線なのですが、結局全通することなく分断されたまま、越美南線はJRから分離されてしまいました。越美北線はまだJRですが、果たして行く末は…。

刃物と歌手のLiSAさんで有名な街、関駅を過ぎてからは車内がガラガラに。残っていた乗客も郡上八幡でほとんど降りていきました。終点の北濃駅まで乗り通す人は少ないようです。ですが、郡上八幡で前方にもう1両増結していました。


前面展望していると「景勝地」や、一部の鉄橋で「指定列車制限30」というユニークな標識が見えます。「指定列車」とは「ゆら~り眺めて清流列車」のことですね。北濃まで乗った列車が折り返しでこれになりました。なお「30」は制限30km/hのことです。

下に写っているのは郡上八幡でチャギントンに連結した車両です。これならラッピングがなくて景色を楽しめそう。このために増結したのでしょうか。

北濃駅前にあるのはほぼ道路と川だけで、越美北線の九頭竜湖駅前と同様にターミナル感はありませんでした。

地図で見ると九頭竜湖駅はすぐ近くにあり、越美線が全通しなかったことがもったいなく感じられました。でも、もしつながっていたら…という妄想が捗ります。現在とは異なる人の流れがあったのでしょうか。

北濃で折り返して美濃太田まで戻ります。途中の美濃白鳥ではスタフ交換。柱に吊られている輪っかがそれ。越美北線でも同じものがありましたね。

「指定列車制限30」標識のおかげで長良川を上からゆら~り眺められます。晴天と清流に心が洗われます。

11月で暮れるのも早く、道中で既にそこそこ陽が傾いていました。ちなみに写真正面に見える座席上部の藍色のカバーは「郡上本染」だそうです。

途中の美並苅安駅には「日本のまん真ん中の駅」という謎の看板があったのですが、何のことか全くピンときません。どうやらWikipediaによると日本の人口重心のことだそうです。そりゃさすがに分からんて…。


太多線と愛知環状鉄道

美濃太田から太多線(たいたせん)に乗り換え。美濃太田と多治見を結んでいるので「太多」ですね。普通列車ですが、快速みえ号などにも使用される転換クロスシート車両が使用されています。ちょっぴりリッチな気分。

太多線にはちょっとマイナスな思い出があります。まあ完全に自業自得なのですが…。あれは2019年末、日帰りで乗りに行ったとき、小腹を満たそうとチョコレートを食べたんですよね。ずっと前から鞄に眠っていたやつ。

それがおそらく消費期限が切れて半年経っていたもので…。食べてしばらくしてから徐々に違和感を覚え始め、翌日に友人と会った際にもお腹の調子が悪く、その次の日には一日寝込んでしまいました。単なるアホです。

…とそんな話は置いといて、今回は何事もなく(チョコレートも食べず!)無事に完乗しました。めでたしめでたし。

多治見から高蔵寺まで少し乗って愛知環状鉄道へ。第1弾では八草までしか乗れませんでしたが、今回は終点の岡崎まで乗車しました。既に辺りは暗く車窓は楽しめませんでした。

岡崎から豊橋まで行ってこの日の行程はおしまいです。屋外のコンコースに出るとまさかのイルミネーションがお出迎え。写真左にいるキャラは何だ?遠くから見ている分には綺麗なのですが、写真中央のドーム状のスペースに入ると目がチカチカしました。光る豊橋!

名物と言われる豊橋カレーうどんを晩ご飯にしようかと考えていましたが、到着が遅くどの店も閉店間際で入れませんでした。翌日に持ち越しです。


◆Day 2◆ 豊橋鉄道と路面電車とカレーうどん

この日は朝から豊橋鉄道を乗りつぶしに行きました。豊橋鉄道には渥美線と市内線があり、渥美線は一般的な鉄道、市内線は路面電車です。

まずは渥美線から乗車。渥美半島に行くのは初めてで楽しみでしたね。

老津付近から見え始めたのは一面の深緑!広大なキャベツ畑です。菜の花の見ごたえがありそうですね。そういえば渥美半島はキャベツの一大産地、昔どこかで習った記憶があります。こうして訪れてみてよく実感できました。

渥美線は15分ヘッド(周期、パターン)のダイヤで、駅での列車行き違いも驚くほどスムーズでした。三河田原で折り返して新豊橋へ戻ってきました。

続いて市内線に乗車。赤岩口電停の横には車両基地があり、雰囲気が東山・おかでんチャギントンミュージアム駅電停と似ていたように思います。

せっかく乗り放題なので豊橋公園前電停で降りて、豊橋市公会堂などを見て回りました。

昼ご飯には念願の豊橋カレーうどんをいただきました!今回入ったお店は「勢川」です。一見すると普通のうどんなのですが、食べ進めるとうどんの下から米が顔を出しました。一食で二度美味しい?それにしてもなかなかのボリュームです。

各店舗のうどんを食べてプレゼントがもらえる企画がありましたが、一食に複数杯を食べるのがそもそも厳しく、いち観光客の私にはさすがに達成できませんでした。でもうどんは好きです


天竜浜名湖鉄道と天竜二俣駅

豊橋から浜松行きに乗り新所原で下車。ここで乗り換えて天竜浜名湖鉄道に乗ります。

乗り換えに時間があったので新所原駅の外をうろうろ。ふと南北自由通路の写真を撮ってみたところ、どことなく「新駅舎イメージ」でプレスリリースされそうな雰囲気の写真(伝われ)になりました。

天竜浜名湖鉄道の駅舎ではうなぎ弁当の美味しそうな香りが。ですが、先のカレーうどんでお腹いっぱいだったので今回は諦めました。

この路線では駅舎など、登録有形文化財の構造物が多いです。何気ない駅舎ながら歴史を感じさせてくれますね。下の写真は金指(かなさし)駅です。

奥浜名湖を右に見ながら進み、湖から離れると勾配の多い地帯に入っていきました。そして雑木林の中を走行中に事件が起こります。

小雨が降り始めました。線路の落ち葉の上にも雨が降って滑りやすくなり…何やら進まないな、と思って考えると気が付きました。ちょうど上り勾配に差し掛かったところだったため、車輪が空転して進まなくなったのです!

運転士さんがペットボトルに詰めた砂を持って線路上に下り、砂を撒かれていましたが大きな効果はなかった様子。ディーゼル車が唸りを上げながら、徒歩よりも遅い速度でゆっくり進むだけでした。勾配が緩くなりトンネルに入ると、やっと通常の走行に戻りました。戻った時の車内の安堵感。

今回は天竜二俣で折り返し。駅では転車台見学ツアーがあったようですが、その存在を知らず逃してしまいました。また今度来てみようと思います。

折り返しの待ち時間で駅の周りをぶらぶらと散策。SLや腕木式信号機など、鉄道遺産が保存されていました。

結局、空転した列車が20分遅延して後続の列車にも影響が及んだため、15分遅れで西鹿島に到着しました。


遠州鉄道に乗るも近江鉄道は再び断念

で、西鹿島での遠州鉄道の連絡列車に間に合わなくなり、予定の新幹線にも乗れなくなってしまいました…。タイトなスケジュールを組むと予定変更を強いられがちです。

そういったことは織り込み済みで組んでいるのでこの際仕方がなく、気長に次の列車を待つことに。気長に、とは言っても20分に1本あったのですぐに次が到着しました。

沿線の雰囲気こそ違うものの、豊橋鉄道の渥美線のように小ぢんまりとした路線でした。30分ほどで終点の新浜松に到着です。

降り立ったのが実は初めての浜松駅前は賑やかでした。私の住む関西では「近鉄百貨店」ですが、ここでは「遠鉄百貨店」なんですね。何やら対義語みたいな感じです。

「乗り鉄☆たびきっぷ」の効力を活かし、浜松から米原までこだまに乗車。4回までですが、特急券を購入すれば米原~熱海では新幹線にも乗れます!米原からはおなじみの新快速で帰ってきました。11月で日暮れが早く車窓も楽しめなさそうなので、近江鉄道は再度、またの機会に持ち越しです。


東海地方の私鉄と第三セクターめぐりも2回目が終わりました。徐々に東へ進んでいて、次回からは静岡県がメインになります。今後も楽しみです。

次は、近鉄とその第三セクター路線を乗りつぶしつつ、湯の山温泉に行った話を書きます。




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