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Welcome to my blog!! 10年ぐらいほったらかしでしたが、2021年2月にまさかのリニューアルオープン。
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春に咲く青い花を見に、茨城県の東の方まで行ってみました。


満開のネモフィラを一度見に行きたくて、国営ひたち海浜公園に行ってみることにしました!一番の見頃は4月中旬~5月初旬ということでそこの土日を確保、GWは混みそうなのでその一週間前です。そしてなるべく人の少ない時間帯にと思って土曜日の朝一に行く計画を立てました。

ネモフィラを堪能してからはひたすら乗り鉄へ。関東地方はまだまだ乗れていないのでこの機会にいろいろと乗りに行きます。あとは天気が良いことを祈るのみ…。

何に乗って、どこへ行ったか

● 主なJR路線:常磐線、鹿島線、成田線、両毛線、八高線、中央本線、東海道本線
● 主な私鉄路線:ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、京成電鉄、東葉高速鉄道、東武鉄道、上毛電気鉄道、上信電鉄、富士急行、西武電鉄、埼玉新都市交通、埼玉高速鉄道、東京メトロ、都営地下鉄、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー
● 主に行った場所:ひたち海浜公園、富岡製糸場
● バランス:[観光] ・・・★・[鉄道]

◆Day 1◆ 田畑の中を走るひたちなか海浜鉄道

バスタ新宿着の夜行バスは定刻通り。山手線と常磐線を経由してひたち海浜公園へ向かいますが、早朝から混雑していました。皆さんこんな朝早くからどこへ?…かく言う私もまあその一人ではありますし、皆さん何かと予定があるのでしょう。

それでは勝田からひたちなか海浜鉄道へ!列車は2両編成で、座席が埋まる程度の乗車率でした。時季が時季なのでもっと混んでいるのではとビビっていましたがちょっと一安心。朝早かったのが良かったのかもしれません。…いや、そもそも鉄道で訪れる人が少ないだけか。

ひたちなか海浜鉄道湊線は広大な農地の真ん中を直線で貫くようなイメージです。遮断桿も警報器もない小さな「第4種踏切」がたくさんありました。この辺りは外から撮ってみると絵になりそう。

天気は薄曇りで所々の青空のみ。もうちょっと青空が見えてほしい!と願いつつ乗っていました。どこまで晴れてくれるかドキドキです。

途中の那珂湊駅では有名な古い車両(詳しく知らないのですが…)と、東海交通事業のお古と思われる車両がいました。ここへ来てTKJを拝めるとは。

30分ほど乗れば終点の阿字ヶ浦に到着です。茨城県の地面を歩くのはこれが初めてかも?水戸駅に降り立ったことはありましたが構内だけだったので、ちょっとした記念の一歩です。

ここからは送迎バスに乗ってひたち海浜公園に向かいました。駅前の狭隘な道路を抜けると海沿いに出て、いよいよの感じがします!

ひたち海浜公園で満開のネモフィラを鑑賞する

バスはゲート横に到着。入場券を買ったらネモフィラで有名な「みはらしの丘」へ一直線。歩くと地味に時間がかかります…早歩きで10分弱ほど。

行ってみるとすでに大勢の人が!これ、ネモフィラを見に来たのか人を見に来たのか分からんな?ただ、人物を入れずに壮大な写真を撮るのはなかなか難しいと思いましたが、探せば良い感じに撮れる場所が意外とありました。

うーん、まだもう少し晴れても良いよなぁと思いつつ、ひとまずみはらしの丘に登ってみました。上まで行くのも行列で大変。でも丘の上からの眺めは360度!

丘のネモフィラはもちろん、麓に咲いている菜の花の黄色も遠くに見えて、良いアクセントになっています。ついでに人の多さもよく分かります。


そして日頃の行いが良かったのでしょうか、丘から下りてきたところで雲がとれ青空が見えてきました!最初に見つけた場所でもう一度写真を撮り直しました。

ネモフィラが青空に映えてめちゃくちゃ綺麗。これは来た甲斐があった!

一面のブルーに圧倒されて見とれていました。


ネモフィラを堪能してから阿字ヶ浦に戻ります。次の列車を待っている間に近くの「ほしいも神社」に参拝。この辺りの特産品が干し芋ということで、装飾も干し芋カラー(?)の金色だったりと、半分ネタに振っているような感じでした。駅のホームの看板には「ほしいも列車王国」の文字が。

なお、ひたちなか海浜鉄道湊線はひたち海浜公園までの延伸が決定したそうです。これは利便性が上がりますね!開業したらまた乗りに行ってみたいと思います。海浜公園は秋の真っ赤なコキアも有名なので、そのタイミングに合わせて…。

この先に線路が伸びることになります。わくわく!

鹿島臨海鉄道で大洗と鹿嶋へ

水戸まで戻って次は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗りに行きました。茨城県の太平洋沿いを南北に貫く路線です。どれほどの需要があるのかは知りませんが、県内南北移動のショートカットの役割も果たしてくれます。

高架ながら非電化単線というのがTKJや井原鉄道を思い出させてくれます。周囲に高い建物が少ないため、高架にも存在感がありますね。

まずは降りてみたかった大洗で下車しました。大洗は某アニメの聖地ということで街じゅうが盛り上げている様子。私は全く詳しくないのですが…。

それよりも駅前のダイナミックなオブジェが気になる。

駅から15分ほど歩いて、昼食は「味処 大森」で天丼刺身セットを注文。大ボリュームで美味しい!

散策を終えて駅に戻ったら鹿島神宮行きに乗車。車内の扇風機が現役の年代モノです。一気に茨城県の南側まで進みました。


大洗鹿島線は地図で見てもらうと分かる通り直線が多く、しかも高架のためそこそこ速いんです。ただ車窓の風景はひたすら田畑や雑木林や住宅地で、海が見えるわけではないので面白味には欠けるかも…。

終点の手前で田園風景の中にデカいスタジアムが突如現れてびっくり。鹿島サッカースタジアムでした!試合のある日などのみの営業で、ちょうどこの日も臨時停車していました。

鹿島神宮に参拝してから首都圏で乗り鉄

鹿島神宮駅からJR鹿島線に乗り継いで千葉県に入ります。と、その前に待ち時間で鹿島神宮に参拝してみました。ネモフィラという目玉イベントは既に終わってしまいましたが、この先の旅の安全を祈っておきます。

早歩きでも往復20分でギリギリ!駅からの上り坂がそこそこ長くて少し大変でした。ゆったり参拝するなら最低1時間は必要そうです。

それでは鹿島線へ。こちらもずっと高架で、川や湖を渡る橋が多く、眺めが良くて楽しかったです。見とれていたら車窓の風景を撮り忘れていました。これは外からも写真を撮ってみたいポイントでした。

橋を渡りきると遠くまで見渡せる広い平野に一面の農地が見えます。これぞ茨城県といった景色でしょうか。

香取から成田線に合流し、列車の終着駅の佐原で成田方面に乗り換え。成田線ものどかな田園風景が続いていました。


成田で初の京成線に乗り換えてみました!到着したのは都営浅草線の車両。列車によっては三崎口まで行けるのがすごいですね。どの路線がどの路線に乗り入れているのか全然覚えられません…。

千葉県内は(当時)まだまだ乗れていない路線だらけで、乗る路線がどれも新鮮です。今回は勝田台で東葉高速鉄道に乗り換えてみました。

この路線で有名なのはもちろん爆発する運賃。あまりの運賃水準にひっくり返りそうになりました。

終点の西船橋から一駅、船橋から東武のアーバンパークラインへ。こちらは乗客少なめで乗りやすかったです。さすがに春日部から混むかと思っていましたがガラガラ。そして発車メロディがJR東海の接近メロディと同じで驚きました。

初日は大宮から高崎線を経由して前橋まで。ぐるぐる移動した初日もやっとおしまいです。

◆Day 2◆ 上毛電気鉄道はトラ電車

2日目は群馬県の路線にいろいろ乗ってみようと、まずは中央前橋から上毛電気鉄道に乗りました。

2022年は寅年ですがそれをモチーフにしたトラ電車?で車内がサファリ風に。なかなか装飾が激しい車内です。阪神タイガースファンの私には嬉しい列車でした。

先頭車両の塗装は8色のバリエーションがあり、色とりどりで面白いです。すれ違う車両の色を眺めるのも楽しい。

終点の西桐生から桐生まで徒歩で移動してJR両毛線に乗りました。伊勢崎は「いせさき」と読むことを初めて知りました。「いせざき」やと思ってた。

高崎からは上信電鉄に乗ります。乗換時間が5分で、Yahoo!の乗換案内では出てこなかったため上手く乗り換えられるか心配でしたが、5分あれば全く問題なかったです。まあ時間帯にもよるかもしれません。あと、遅延が発生したらピンチですね。

上信電鉄は信越本線の高崎~横川のような雰囲気。地理的にも近いし当たり前っちゃ当たり前です。

世界遺産・富岡製糸場を見学する

乗った列車の終点である上州富岡で下車し、富岡製糸場へ行ってみました!「富岡製糸場と絹産業遺跡群」として2014年に世界遺産に登録されました。教科書でしか見たことがなかったのでこの機会にと。

フランス人技師が当時技術を伝えていたということで和洋折衷の建築様式に目が行きますね。当時の人々の暮らしに想いを馳せました。いろいろ勉強になります。

上州富岡に戻って下仁田方面へ向かいます。千平から山がちになってきて、下仁田ではもう目の前が山でした。ここが下仁田ネギの故郷なんですね。

なお駅前を歩いている人はいませんでした。寂しい。

八高線から富士急行へ長距離移動

上信電鉄を往復したら高崎から八高線に乗りました。列車はおなじみのキハ110です!

高崎~児玉の区間列車と、高崎~高麗川までの2系統が主にあるのですが、せっかく東武も走っているので、児玉までの区間列車も寄居とか小川町とかまで行けばもっと便利では?などと考えつつ。高麗川までの本数が少なめのため旅程の幅が制限されてしまいます。

明覚と越生からはハイキング帰りと思われる人々が多かったです。ポツポツ小雨が降っていてちょっと萎え。でも昨日やなくて良かった。


高麗川から八王子まで出て、中央本線(中央東線)を下ります。そういえば中央東線の下りに乗るのはもしかして初めて?今回は「週末パス」を買っていたので、せっかくなら乗れるだけ乗っておこうと富士急行全線完乗をしに行ったのでした。

6000系はJR九州に代表される水戸岡氏デザインみたいな感じ。実際どうなんでしょうか?

友人らと富士急ハイランドに遊びに行った時に、富士急ハイランド駅と河口湖駅の区間だけ実は乗っていました。それ以来の河口湖駅。…こんな雰囲気やったかな?あまり覚えていません。

それよりも、当時は風雨で絶叫系アトラクションに全く乗れず、子供向けのトーマス列車に乗ったとか暇になってバッティングセンターに行ったとか、温泉に入ってダラダラしてたとかという記憶の方が強烈だったんですよね。ハプニングの方がよく覚えているというのは皮肉なことです。

まあその話は置いといて、無事に完乗できました。もう夜なのでやることもなくただ折り返すのみ。大月から八王子まで乗って、八高線まで戻って拝島から西武新宿線へ。

そのうち乗りつぶすことになるなら今のうちと、おまけみたいなもんです。新宿から大宮まで北上してこの日は終わりました。

◆Day 3◆ 案内軌条式鉄道と路面電車に乗る

最終日は最初に埼玉新都市交通(ニューシャトル)に乗ってみました。鉄道博物館に行った時にちょっとだけ乗っただけで全線乗るのは初めて。楽しみです!

この路線はひたすら東北新幹線の高架沿いに走っているのが特徴。ちなみに逆向きの列車は新幹線の線路を挟んだ向こう側にあります。景色を見るならどちら側に座るかを考えないと、ひたすら壁を見ることになります。

丸山駅から先は単線に。駅で交換する対向列車もほぼ同じタイミングで駅に入るのが見ていて面白いです。終点の内宿駅前をうろうろしてから折り返しました。


この日は平日で、久しぶりに首都圏の通勤ラッシュを体験しました。これは確かに朝から疲れる…。

大宮から満員の埼京線に乗り、東川口から埼玉高速鉄道に乗ってみました。調べてみるまでその存在を知らなかった路線でした。気付いたときに乗っておかないと今後の計画から漏れてしまいそうです。

全線乗ってから赤羽岩淵で「東京フリーきっぷ」を購入。JRや地下鉄などに一日乗り放題!東京都心の乗り鉄に役立つ一枚です。

続いて都電荒川線、愛称「さくらトラム」へ。途中の電停でJRや地下鉄との連絡が多く、そこでの乗降も多かったです。

最後は日暮里・舎人ライナーで〆。ここは車両といい軌道といい、何となく既視感があります。この前乗ったシーサイドラインと似ていますね。

それでは東京から帰りましょう。新幹線は新横浜から豊橋まで無停車運転のひかり号!初めて乗りましたがこれは速い。

で、新幹線代をケチって豊橋からは新快速を乗り継いで帰りました。降りるついでに豊橋でJR東海の青空フリーパスを買っておきました。このきっぷは次の旅行で使うことになります。それではまた次回…。


今回は一度見てみたかった満開のネモフィラを見ることができ、初っ端から大満足の旅となりました。そして北関東を中心に私鉄も含めて様々な路線に乗ることができました。制覇への道のりはまだまだ長いですが…。

次は、ライチョウと出会って普通列車を7時間乗り通した話を書きます。




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2021年2月7日リニューアルオープン。
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