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Welcome to my blog!! 10年ぐらいほったらかしでしたが、2021年2月にまさかのリニューアルオープン。
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臨時列車運休と豪雨災害のダブルパンチでボロボロになったわけですが。


本来は山陰本線など中国地方の路線に乗りに行く予定だったのですが、「○○のはなし」「SLやまぐち号」など乗りたかった臨時列車が運転されず予定を変更することに。見たかった宇部市花火大会も中止になりました。

そこで「みんなの九州きっぷ」なる超お得きっぷを使って由布院の方に行くことにしました。乗ってみたかった「ゆふいんの森」も予約してわくわく!

…しかし「ゆふいんの森」が通る九大本線は、豪雨で鉄橋が崩落してしまい不通となってしまう事態に。当然行けなくなってしまい、1回目の変更案も崩れました。どうしようかと悩んだ末に落ち着いたのが今回の記録です。


オリンピックが延期となって残された謎の祝日連休を活用し、4泊5日として組んでみました。5日間なら…青春18きっぷ使いきりでいけるのでは?という非常に安直な思考でそんな感じに。新幹線もたまに使いますが基本鈍行での移動となりました。

今回はいろいろな街で降り、見て歩き回っている一方、乗る時はぶっ通しで乗るという大変メリハリの効いた(?)旅程となっています。遠いところに行くと、ある程度乗り続けないと鈍行ではあんまり移動できないんです…。


何に乗って、どこへ行ったか

● 主なJR路線:加古川線、姫新線、伯備線、境線、山陽本線、鹿児島本線、福北ゆたか線、
       唐津線、筑肥線、佐世保線、小野田線、可部線
● 主な私鉄路線:門司港レトロ観光線、広島電鉄、筑豊電気鉄道、松浦鉄道、
        北九州都市モノレール、アストラムライン
● 主に行った場所:鶴山公園、水木しげるロード、関門海峡、門司港、小倉城、
         原爆ドーム、平和記念公園
● バランス:[観光] ・・・★・[鉄道]


◆Day 1◆ 加古川線で大回りして加古川へ

Day 1 は列車に乗るのがメインです。大阪から米子まで、ローカル線経由で行くことにしました。本来なら前年の8月に行く予定でしたが、台風直撃でやむなく延期にした行程です。その分楽しみは倍増ですね!

まずは加古川線に乗りに、大阪から丹波路快速で谷川まで行きます。加古川線の谷川~西脇市の区間は本数が少ないため、狙って乗りに行かないと待ち時間がえらいことになります。この日も早起きして9時発に間に合うように行きました。


加古川線は実は全線電化されているんですよね。ホームに停まっていたのは125系、小浜線で乗ったのを思い出しました。中央に扉がなく2扉車となっていますが、中央扉があるかのような窓割りのため、座席配置との兼ね合いで景色がほぼ見えない座席があります。もう少し何とかならんかったか…?

山中では25km/hの低速で通過する箇所がありました。JR西日本のローカル線あるあるですね。


西脇市で乗り換えて加古川へ向かいます。西脇市からは乗客がそこそこありました。西脇市~加古川は、どうも播但線の寺前~姫路とイメージが被ってしまいます。同じ103系も走っていますし系統分割された南側路線ですし、沿線の雰囲気も似ている感じがします。


姫新線で中国山地を横断する

加古川に到着して、姫路まで新快速で移動しました。この区間だけ新快速に乗るのが新鮮でしたね。姫路からは姫新線(きしんせん)に乗り換えです。こちらも新しめの車両が入っていました。写真は途中の佐用(さよ)にて。


姫新線と言えば沿線のひまわり畑が有名ですね!ただ、時季が少し早かったのでまだ一分咲きぐらいの感じでした。本領発揮はもうちょっと先。満開の時にまた来てみたいものです。


佐用からは新しい車両とお別れし、おなじみのキハ120形に乗り換えです。姫新線は険しい山中を走行しているという勝手なイメージがありましたが、よくよく考えれば中国山地はなだらかでしたよね。全然違いました。


津山で乗り換え待ちがあり、周辺を歩いてみることにしました。そういえばまだ昼ご飯を食べていなかったのでとりあえずラーメンを啜ってから散策。姫路から新見まで乗り通すのに2回は乗り換えが必要で、それぞれ乗り換え待ち時間がそこそこあります。

近くを流れる橋の上から眺めたらこんな風景。写真では伝わりにくいですが四方に山が見え、なんだか心落ち着く場所でした。


津山~新見もキハ120形でした。同じような風景と同じ車両に多少の飽きが来てしまい、うとうとタイムに。とはいえ姫新線も終盤です。終点の新見に到着した感動(?)を味わおうと何とか起きていました。


伯備線で新見から米子へ

感動と言うよりは、知っている駅に辿り着いた時の安心感がありましたね。新見に到着です。

もちろん駅周辺の散策へ。ちょうど日没の時間と重なり、山あい&川沿いの街の夕暮れを感じられました。こういう風景好きですね。津山よりも新見の方が街としてはコンパクトな感じがしました。


新見からは伯備線の普通列車で米子まで向かいました。やって来たのは下の写真の列車。おなじみの真っ黄色からして衝撃的なうえ、この顔もなかなかギョッとします。国鉄型車両の前面を改造しているわけですが、何を思ってこうなったのでしょうか…。


新見~米子は特急やくもでしか通ったことがなかったので、良い機会となりました。でも夜の鈍行乗り通し2時間は寂しいですね。途中駅での特急との連絡や通過待ちがわりと長めでした。山陰本線に入って米子に到着です。

駅を出た先でまず目に入ったのは光り輝く謎のオブジェ。これ、皮を剥いたタマネギでは…?などと思いつつお宿の方に向かいました。


タイトルに「山陽・九州北部」と入れておきながら早くも山陰地方にやって来てしまっているという矛盾が生じていますが、山陰地方での活動は翌日の境港方面だけなのでまあ良しとしましょう。


◆Day 2◆ ゲゲゲの境線

この日も早起きして境線の始発に乗りました。境線は米子と境港を結ぶ路線です。停まっていた列車はラッピング車両「鬼太郎列車」です!


境港といえば水木しげる先生の故郷で「ゲゲゲの鬼太郎」です。境線の各駅には妖怪名の愛称が付いており、例えば米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」となっています。

ちなみに鬼太郎以外にも「ねこ娘列車」もあります。車内はド派手なピンク色。他のキャラのラッピング車両もあるので、全キャラを制覇してみるのも面白いかもしれませんね。車両運用の都合上、一日で制覇できるかは分かりませんが…。


車内では鬼太郎による独特のトーンのアナウンスが流れて、初めて聞いた時びっくりしました。距離は短いながら駅数が多いため何度も聞くことができます。特に鬼太郎ファンではない私でもわくわくしますね。

境港駅のホームに降り立つと、鬼太郎に登場するキャラの看板がお出迎え。よく見ると街灯に目玉が描かれています。


朝早いためかほとんど誰も歩いておらず快適でした。このところソーシャルディスタンスにも注意しないといけないので、観光地には朝早く行っておくというスタイルもアリかもしれません。

駅前からは水木しげるロードが続いており、随所にキャラの像が置いてあります。一つ一つ見て回るのも面白いですね。ロードの両脇にはアーケードがあり、お土産店などが並んでいました。


水木しげるロードを超えてさらに歩き続けます。早朝から一体何を目指して歩いているのかと言うと朝ご飯のためです。適当にネットを調べて出てきたお食事処「かいがん」へ行ってみようと、駅から片道45分歩いていきます。


ただ、日頃の行いがよろしくなかったのか、道中どんどん雨と風が強まってきて厳しい徒歩タイムになりました。お店に辿り着くまでに靴の中まで浸水してしまいテンション下がりまくりです。

…どうやら普通は車で来る場所のようです。そりゃそうか。あの日、大雨の中わざわざ駅から歩いて来たのはおそらく私一人だけでしょう。ですが苦労した分、海鮮丼の美味しさがひとしお身にしみます。ごちそうさまでした。


水木しげるロードに戻ってきたあたりでやっと雨が止み、少しずつ観光客も増えてきました。記念館に行こうかとも思いましたが、入場待ち行列が長く時間もなかったので先へ進むこととしました。またの機会にしましょう。


山陽本線と700系ひかりレールスターで下関へ

境港から米子に戻って、特急やくもで倉敷まで南下します。本来なら芸備線にも乗りに行く予定でしたが、こちらも直前の豪雨であえなく不通となってしまい行けなくなりました。近年は豪雨災害のニュースがあるたびに鉄道の動向にも注意を払うようになっています。

写真は米子駅の跨線橋です。このいかにもなコピーにローカル感があって、その点で何か刺さるんですよね。「海、山、旅のドラマは米子駅から」。


倉敷から糸崎を通って広島方面へ。このまま素直に山口県へ突入…はせず、広電宮島線で道草を食うことにしました。広電もそのうち全線乗りたいなと思っているのでその一環です。


宮島口から西広島までは通常の鉄道のような専用軌道で、なかなか速かったです。駅も本数も多いのでJRよりも便利なのではないでしょうか。西広島を出るとおなじみの併用軌道、つまり車と一緒に走る区間へ。市街地を走って広島まで戻ってきました。


広島からは700系ひかりレールスターに乗りました!種別は「こだま」ですけどね。これに乗りたくて、そのついでにワープも兼ねて新幹線に課金することにしました。ケチったので徳山まででしたが、楽しく移動できました。


徳山からは再び山陽本線の鈍行で西へ進みます。倒竹の影響で遅れており、徳山発時点で15分遅れとなっていました。こちらも前日のように真っ黄色の列車で2時間揺られるという行程に。山口県は東西に長いですね…。静岡県もびっくり。ケチらずに新幹線に乗り続けても良かったか。

眠気と闘いながら下関に到着しました。ふぐ刺しとお酒に大満足です。


◆Day 3◆ 門司港のレトロな雰囲気を味わう

出発までに余裕をこいてダラダラしすぎました。危うく船に乗り遅れそうになり、港まで走っていく羽目に。わりとよくやってしまいます。余裕のある行動を目指したいところです。

そんなわけで下関から門司まで、せっかくなので関門連絡船で渡ることに。鉄道以外の移動方法もちょっと交ぜておくと良いスパイスになります。


関門橋を左に見ながら、潮流の速い関門海峡をザブザブと進んでいきます。いわゆる遊覧船のようなものではなく、それなりのスピードで航行するのでわりと揺れます。船酔いしそうな方は注意した方がいいかも?大型貨物船もよく通っており、それも船内から眺められます。要衝ですねぇ。


下関からわずか5分程度で門司港に到着しました。周辺には至る所にレンガ造りの建物があります。「レトロモダン」っていうやつでしょうか。洒落た街並みを散策して楽しみました。ザ・観光地の感があります。写真暗いな。


先に和布刈(めかり)方面へ向かいました。さすがに徒歩では無謀だと判断してバスに乗ることにしました。前日の境港でもそうでしたが、都市内移動では徒歩を選択してしまいがちなのです。

バスで和布刈に到着。横に見える関門海峡ではやはり船の行き交いが多く、船舶ファンの方なら一日飽きないでしょうね。私がここへ来たのはまた別の目的があって、それは門司港レトロ観光線です。


路線名からも分かりますが、観光向けのトロッコ列車です。トンネル内では奥出雲おろち号のように天井が光るといった「映えポイント」もあります。和布刈から門司港へ向かう朝一の列車だったため、車内はガラガラでした。これは作戦通り…!ゆったりと楽しめるのが良いですからね。


さて、再び門司港周辺に戻ってきました。次は門司港レトロ展望室に上って上から眺めてみます。これ、夜景になったらかなり綺麗なのでは?と思っていると雨が降ってきてしまい、景色が靄がかってしまいました。これはまた夜に来てくれということか。今回はこれにて展望室を…下りると大雨です。


そろそろお腹も空いてきた頃なので、前から気になっていた門司港地ビール工房へ。一人で来ていたのはおそらく私だけですが、そんなことを気にしていては一人旅なんぞできません。堂々と昼間からビールを飲みましょう。

ビールと小フグの唐揚げをいただいて早速機嫌よくなりました。大雨なんてどうでもよくなっています。さらに名物の焼きカレーもいただきました。


美味しいし満腹にもなって満足して門司港を後にします。雨も止みました。門司港周辺はまた来たい場所リストに入りました。今度は、ぜひ夜に行ってみたいです。


唐津線と筑肥線で伊万里方面へ

門司港から小倉まで出て特急に乗ります。「みんなの九州きっぷ」では6回まで指定席に乗れるので、黒崎までの短い区間でしたが心おきなく特急券を発券しました。

整地されたスペースワールドの跡地を通過して黒崎に到着。ここからは筑豊電気鉄道に寄り道します。車両は路面電車なのですが特に路面を走っているというわけでもなく、一般的な鉄道のよう。


終点の直方からJRで折尾へ。最新の蓄電池車両「DENCHA」に乗れました。折尾で再び雨が降ってきたところでまたしても特急に乗ります。内装豪華な「白いかもめ号」でした。佐賀まで一気に駆け抜けていきます。


特急車両を満喫した後はおなじみの国鉄型です。圧倒的な落差…。


佐賀からはすっかり晴れて、緑鮮やかな田園風景を眺められました。緑色が目にやさしい。地元の学生さんがたくさん乗っていました。


途中の山本駅で乗り換えて、筑肥線で伊万里方面へ向かいます。だんだんと日が落ちていって西日が厳しかったです。眩しいけど景色は見たい。いつもそこで葛藤が生まれます。で、車内に迷惑でなければ眩しさを我慢します。

伊万里ではかつて旧松浦線の線路が先へつながっていたようですが、今では旧松浦線が第三セクターの松浦鉄道となり、線路が途切れています。仕方のないこととは分かりつつもどこか残念な気持ちになりますね。


松浦鉄道で有田を経由して佐世保へ

乗り換え待ちの間に伊万里駅周辺の散策に出掛けました。駅前の交差点の角には巨大な陶器のオブジェが。さすがは伊万里焼のふるさとです。この通り沿いに他にも様々な作品が置いてありました。


駅に戻り、松浦鉄道に乗ってJRと接続している有田まで出ます。松浦鉄道の全線制覇も目論んでいるので、まずは伊万里~有田だけでも乗っておきたいという気持ちでした。1両の気動車がやって来ました。


有田からは特急みどりに乗車します。客席が中央扉の左右に「A室」「B室」として分かれているのを見て懐かしい気持ちに。早岐~佐世保は進行方向が逆転するため座席も向きを変えます。まあ、変えなくても10分ぐらいで到着しますけどね。

ちなみに、この早岐~佐世保の区間は青春18きっぷで特急に乗れるんです!普通列車の本数が少ないことに対する救済措置だそうです。まあ、今回は「みんなの九州きっぷ」なので関係ないんですけどね。


私にとって佐世保は思い出の地。7年ぶりに「BigMan」の佐世保バーガーを食べて相変わらずの美味しさに当時を思い出しました。バーガーのサイズ、もうちょっと大きくてもええんやで。

アーケードを歩いて、久しぶりの雰囲気を満喫しました。


◆Day 4◆ 夕立で大雨の小倉

早速「夕立」かよという気分になりますが、午前中は佐世保から小倉までの特急移動だけだったので正直あまり書くことがありません。博多で乗り継ぎする間にラーメン食べました。

途中で武雄温泉なども通りました。ここで気になるのは長崎新幹線の動向。並行在来線の問題も含めて、どんな未来が待っているのでしょうか…。


小倉駅周辺を歩いてみます。とりあえずお城へ行くということで小倉城までバスに乗ることにしましたが、乗る系統を間違える痛恨のミス。途中で降りざるを得なくなり結局そこそこ歩くことに。


小倉城を散策しているうちに暗い雲がやってきました。これはまずいな、と思っていると案の定大雨です。あっという間に靴が浸水してしまって気分もダダ下がり…。モノレールの平和通駅に逃げ込みました。でも単に雨宿りをしたわけではありません。

そう、平和通からはモノレールに乗ります。北九州にモノレールがあるのを初めて知りました。終点の企救丘(きくがおか)まで行ってみます。


乗っている間に雨も上がり、せっかくなので企救丘から志井公園まで歩いてJR日田彦山線で小倉まで戻ることにしました。単純折り返しはなるべくせず進みたいので…。小倉からは山陽本線に乗って本州に戻ります。


小野田線の本山支線と500系新幹線

小野田から小野田線に入りました。そして雀田を経由し、行ってみたかった長門本山へ。一日3往復しかない小野田線の本山支線です!

雀田駅ではホームの駅名標が新しいものに更新されていました。小野田線のラインカラーは紫系統なのに、隣接駅案内の部分はなぜか赤色基調。前年に通った時にはJR西日本汎用タイプの色だったので、一年のうちに更新されていてびっくり。


長門本山駅に降り立った時にはちょっとした達成感がありました。駅周辺は海に近いためか風が強く、傘を差しながら撮るのに一苦労。列車には、私と同じくわざわざ乗りに来たと思われる方々しかいなかった様子でした。


雀田まで戻ってから、居能で乗り換えて宇部に出ます。宇部から徳山までは我慢の鈍行です。


徳山から広島までは再び新幹線に乗ります。今度は念願の500系です!一度乗ったきりでもう10年以上は縁がなかったと思いますが、レールスター共々近いうちにいなくなってしまうはずなので、ぜひとも乗っておきたかったんですよね。

500系といえばこのフォルム、このシュッとした感じがカッコいい。写真は向かいホームから横向き画面でバッチリ押さえたいところか。


車体が丸いため窓側座席は少し狭く感じますが、それもまた500系の醍醐味ということで。楽しい時間を過ごせました。


◆Day 5◆ 広電とアストラムラインで市内を移動

出発までに余裕をこいてダラダラしすぎました。乗るつもりだった電車に…乗り遅れてしまって予定をずらす羽目に。まあ広電は本数が多いので、多少遅れても全然問題ないんですけどね。一日乗車券を携えて乗り込みます。

この日も天気が悪く、広島港まで乗っている間に大雨が降ったり止んだりを繰り返していました。ただ、広島港電停は屋根のしっかり付いたターミナルという雰囲気で雨のことは気になりません。それよりお腹が痛かった記憶。


本町からアストラムラインに乗り換えます。新白島を出た辺りまでは地下を通り、そこから一気に高架部まで上昇しました。なかなかの勾配。

アストラムラインは自動案内軌条式の路線で、前面展望で見るとこんな感じです。丘の麓と思われる場所を高架で走っているため車窓の左右の高低差が大きかったのが印象的でした。


終点の広域公園前駅ではサンフレッチェ広島の広告がたくさん。スポンサーなのでしょうか。もしくは本拠地のスタジアムが近いのでしょうか。あまりサッカーのことは分からん…。

広域公園前で折り返して本通行きに乗りました。


可部線に乗ってから広島市内を歩く

大町で可部線に乗り換えます。可部から先が一度廃線になったものの、短いながら再び線路が敷設されたという珍しい路線。ちょっと気になっていました。

注目の新設区間である可部からあき亀山までは、45km/h程度でのゆったりとした走りでした。周辺の住宅地は路線復活によって利便性が保たれそう。


あき亀山で折り返して横川から再び広電に乗ります。途中少し市内を散策。原爆ドームや平和記念公園にはほとんど人もおらずゆったりと時間を過ごせました。小学校の修学旅行以来に訪れましたが、身の引き締まる思いです。


昼ご飯には「春来」にてお好み焼きをいただきました。壁を見てみるとプロ野球選手のサインもあって、ファンとしてはわくわく。たまたま入ったお店ながらなかなかすごいところに来たような。美味しく満腹になりました。


さて、あとは広島から帰るだけ。行きには時間をかけても帰りは手早く、というのが私の基本スタンスですが、今回はまさかの鈍行です。糸崎から播州赤穂まで乗り通してみたい!という欲求を満たしたかったからです。たまに県を跨ぐ長距離鈍行に憧れるんですよね。実際乗ると多少後悔しますが…。

糸崎での乗り換え待ちの間に駅の外へ。この独特のフォントが興味をそそりますね。ホームに戻り真っ黄色の列車に乗って移動再開です。


播州赤穂に到着した頃にはすっかり暗くなっていました。そしてガラガラに空いている始発の新快速に乗り換えて大阪まで戻ってきました。広島県から1回の乗り換えで帰って来られるのが面白い。今回も無事に帰宅です。


直前で行けなくなった路線もあり計画変更もしましたが、今回も充分楽しめました。メリハリを効かせたおかげでしょうか(?)。行けなかった路線はまた今度の楽しみに残しておきましょう。

次は、鳴門と四国みぎしたの海岸線の話を書きます。




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